夫の居ぬ間に

ごんた3

2018年07月28日 21:18

6話

長女が 専門学校の寮から 帰ってきた


勉強漬けで おてんとうさまに あたってないのか もやしみたいになって帰ってきた



一番早く産まれたからか 長女は 真面目

楽天家の夫と 怠け者の私から どーして真面目な長女が出来上がったのか?不思議だ




いつも 長女に声をかけるとき 

もっと力抜け!  と言うほど 常時 肩に力が入ってるというか なんか背負って生きてる




そんな 長女に


夫は 南極に行く前日 重い言葉をかける

想い言葉なら ともかく! 重いだ!重い!



私が せっっかく 長女をもっと解放しようとしてるのに もー


「しっかり 家とお母さんを守れよ お前が!」




おいおい 今年から 学校の寮生活と 勉強がはじまる長女
たださえ 負担があるのに  邪魔して どーする



きっと 夫的には 私の家事労力を 長女と次女に分散させようと もくろんでの声がけだろう

でもね まだ20そこそこの 娘たちに なんちゅー事言うのさ



案の定 長女は しっかりしなきゃ! とおもったのか
寮に入っても 家のことを 気にかけてくれてた


家のことは いーから 自分の事 やりなよ

と私が言うと    だって おとーさんから頼まれたんだもん!と

こに言葉が重たかった   と   暴露




まったく


自分がいなくなって 家族に負担をかけると わかってるなら

どう負担をかけないようにするか   
きちんと考えてくれないとー



その後 長女と 話をして 家はそんな ガチめに守らなくたって良くない?と話し合った
家事だって 適当  育児も楽しめる範囲   手抜きいっぱいでもいーじゃん!って事にした

私も 楽になった



そうなのだ

夫は 好きな事をしてるのだ

うちらも それぞれやりたいこと やろう!

楽しもう



おとうが いないなりの  いや いないからこそ楽しめる事ってあるかも!



と 思ったら

毎日が 楽しくなった


やりたいことが 毎週 出てきて 時間がないw


きっと そうこう言ってるうちに 夫は帰国するだろう




いま 出来る楽しみを 楽しむ!







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