三女の心の連鎖

ごんた3

2013年06月13日 10:41

妹の結婚式だった前日

三女が 「ねえ おばちゃんに『おめでとうのプレゼント』を渡したい」


と 夕方の忙しい時間にお願いされ

夕飯を作る手をとめて 婆の家まで行ってみた


プレゼントとは



おりがみで折った 「かぶと」 

しかも 数は30を超えていたかも 

スーパーの袋にたっぷり入れて

三女「はい! おばちゃん おめでとう!」



なんか ・・・・・その姿を見て

私自身の 行動が恥ずかしくなった


兄家族から いかほどのお祝いをすればいいのか?

プレゼントはどうしよう?

とか

現実的な 金額レベルに悩んでいたから



そこを

お金でもない まさに「心」をプレゼントした三女

子供って すごいな~

と思う


まあ 私が 折り紙を折って「おめでとう」tって渡せばいいのか?
と言えば

現実にそれをしたら いくら「心」がこもっていても

妹的には 理解しかねるだろうから

大人事情ってもんが あるけど


そういう思いって連鎖するんかな?

妹は その「かぶと」を 結婚式の会場入り口に レイアウトかわいく装飾


それに気がついた三女が 喜ぶ・・・・


みたいな





その後

妹夫婦が 新婚旅行から帰って来て

実家の婆の家に寄るから お姉さんも来ない? と誘われ



妹夫婦から 旅行のおみやげを それぞれ5人に頂き


私 「ありがとうね」

と妹にお礼を言いつつ そのままに



すると

三女 「おばあちゃんちに 連れてって~」



手に持つものは

園から 帰った後 せっせと作った おりがみの「りぼん」を 

またまた 大量に作り

袋には 「おみあげ」 と書いてある




三女 「おばちゃんに おみやげのお返しだよん」



たまたま 婆も爺も 留守をしていた為 玄関に かけて帰ってきた


しばらくして 電話

私「きっと 婆からだから 三女ちゃん出てもいいよ」


三女「は~い」と 喜んで電話に出ると


電話の向こうで

娘が やっと嫁に行って 無事結婚式が終わった安堵感で どっぷり気落ちしている婆が


婆「三女ちゃ~ん 三女ちゃん ありがとぅよぉ~ ありがとうよぉ~」

と鼻水 ずるずるでしゃべってる声が 受話器ごしに聞こえてくる



三女は さらりと「いいよ また作ってあげるね~」


その後 私にかわり

婆「お母さんは ほんと 心の優しい子に孫を育ててくれてぇ ありがとおよぉ~」


と ずるずる・・・・



人の涙に弱い私まで なぜか ほろり



私の涙で この連鎖は 終止符だろうか・・・


それとも まだ続くか?






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